おり立ちて


『風雅和歌集』に2首入集。そのうちの1首(巻第十八 釈教歌 1058)

普門品、即得浅処の心を

おり立ちて頼むとなれば飛鳥川ふちも瀬になる物とこそきけ

(訳)降り立って頼むとなると、飛鳥川の淵も瀬になると聞く。

元記事は「平忠度:熊野の歌」。