ながらへば


『玉葉和歌集』に4首入集。そのうちの1首(第十八 雑歌五 2554)。

述懐歌の中に

ながらへばさりともと思ふ心こそうきにつけつゝよはりはてぬれ

(訳)命長らえると「そうであっても」と思う心が、弱わり果ててきた。

元記事は「平忠度:熊野の歌」。